人体に無害の超音波を発射し、反射してきた超音波の”時間のずれ”を利用してコンピューターで画像を構築します。検査時間は20分前後で二次元断層エコーが中心で、時に必要に応じてドプラー(カラー、パルス、連続波)エコーを行います。
患者様に苦痛をあたえることなく腹部や心臓をはじめたくさんの臓器や血管などを簡便に検査することができます。
検査画像や動画は すぐに診察室で説明できます。
対象となる部位:腹部、乳腺、甲状腺、前立腺、頚動脈、心臓。
腹部エコー
腹部エコー対象臓器
肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、脾臓、腹部大動脈および腎動脈や膀胱前立腺生殖器など。
腹部エコーで見つけられる疾患
各臓器の腫瘤、腫瘤性病変、炎症性病変など
心エコー
超音波を使って、心臓のかたち、はたらき、動きに異常がないかを調べる検査です。また、心臓内の血液の流れを見ることもできますので、流れ方の異常も調べられます。
心臓は、左心室、右心室、左心房、右心房の4つの部屋と、逆流を防ぐための4つの弁から成るポンプです。心エコ-検査では、心臓の大きさ、動き、心臓の筋肉や弁の状態、血液の流れなどを観察し、ポンプが正常に働いているかどうかを判断します。心エコ-検査は、心臓病の診断だけでなく、治療方法の選択、治療効果の判定、手術時期の決定などにも役立ちます。
頚動脈エコー
超音波を使って頚部動脈や椎骨動脈などの状態を観察します。動脈の血流速度や狭窄の程度、内膜の肥厚等の動脈硬化進行度を検査します。
その他のエコー
四肢の動脈エコー甲状腺エコー、乳腺エコーを施行しています。